器具なしで【足首を強化する筋トレ法】3方向カーフレイズトレーニング

こんにちわ!
大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。
こんな方にお勧めです
・疲れにくい脚づくりをしたい方
・足首の捻挫を予防したい方
・カッコいい足首を目指している方
・ヒールの似合う足首づくりをしたい方
・歩き疲れ知らずになりたい方
Contents
足首を丈夫にする自重トレーニング法
足首の強化には、足首が動く範囲での筋力トレーニングを行うことが近道です。この足首の強化トレーニングには、特別なマシン器具は必要ありません。なぜならば、自分の体重を利用して、足首のトレーニングが行えるからです。これを自重トレーニングと言います。
足首は、つま先を手前する背屈(はいくつ)と、つま先を伸ばす底屈(ていくつ)という2つの動作ができます。正常であれば、つま先が手前の背屈と、つま先を伸ばす底屈の合計65度、足首が動きます。
この65度の範囲の関節可動域を使って、足首を動かすトレーニングを行うことが足首強化につながります。
3方向の足首強化法!3WAY自重カーフレイズが足首に効く理由
3方向の足首強化トレーニングで、足首を効果的に強化していきます。この3方向とは、立った時のつま先の向きを「前方」「外向き」「内向き」と、3つの方向にして筋トレを行うことです。
実際のトレーニングでは、両足立ちなって→ つま先立ちになるという動作を繰り返します。その時にふくらはぎの筋肉が鍛えられて、足首が強化されます。
3方向につま先を向けて、足首トレーニングを行うと、ふくらはぎの「真ん中」「内側」「外側」の筋肉にしっかりと効かせることができるのです。つまり、ふくらはぎ(腓腹筋)の筋肉をまんべんなく鍛えることができる、ということなのです。
3WAY自重カーフレイズの前に!足首の関節可動域ストレッチ
足首の筋トレに入る前にやっておきたいストレッチがあります。このストレッチでは、足首の関節可動域で伸ばすことができますので、のちに行う筋トレでスムーズな足首の関節運動ができますので、筋トレの効果をアップします。
また、紹介する3WAY自重カーフレイズは、安全のために床で行いますので、足首を手前にする背屈動作が不十分になります。その不十分な動作を補う上でも、足首の関節可動域ストレッチを強くお勧めします。
エクササイズ!足首の関節可動域ストレッチ
<足首の関節可動域ストレッチの方法>
1) ステップ台を用意します。もしくは段差のある場所を探します。※必ず壁の近くに立つようにしてください
2) 両足を台の上にのせて、背筋を伸ばし立ちます。
3) 片足を後方にずらして、足の裏1/3を台の上に残して立ちます。
4) 背筋を伸ばした状態で、ゆっくりと後ろ足のかかとを下ろします。※20度くらい足首が曲がります(背屈角度20°)
5) 後ろ足のふくらはぎが伸びましたら、20秒間自然呼吸を行います。
6) ゆっくりと元の位置に戻ります。
7) 反対側の足も同様に 3)〜6)を行います。
【注意点】
・姿勢が崩れそうになったら、必ず壁を持って姿勢を直してください
・ストレッチの最中は、姿勢をまっすぐにしておきます
エクササイズ!3WAY自重カーフレイズ
元気な音声が流れます。音量にご注意下さい
<3WAY自重カーフレイズの方法>
1) 骨盤の幅に立ち、両足立ちになります。
2) 背筋を伸ばして、両手を腰に当てておきます
3) つま先を「前方」に向けておきます
4) 息を吐きながら、ゆっくりとかかとを上げて背伸びをします。
5) 4)で3秒間静止して、息を吸いながら元の位置に戻ります
6) 4)〜5)を5回繰り返します。
7) つま先を「外側」に向けておきます。
8) 4)〜6)を同様に行います
9) つま先を「内側」に向けておきます。
10) 4)〜6)を同様に行います
【注意点】
・つま先を「外向き」「内向き」にする際には、必ず足首に痛みのない範囲で開いてください。
・つま先を開く角度は、10〜20度が適切です
・姿勢が崩れそうになったら、すぐに元の位置に戻ってください
・お腹に力を入れて、目線を前方に向けておきます
3WAY自重カーフレイズのまとめ
いかがでしたでしょうか? 足首を鍛えるには、足首の関節可動域(65°)を使ってトレーニングすることが有効です。また、つま先を3方向に向けて筋トレを行うことで、ふくらはぎの筋肉がまんべんなく鍛えられて、足首強化の最短距離となるのです。
紹介した足首ストレッチ、3WAY自重カーフレイズ(筋トレ)の組み合わせで、足首強化をスムーズにします。疲れにくい脚づくり、足首の捻挫を予防、カッコいい足首、歩き疲れ知らずを目指しましょう!
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