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足首を柔らかくする手順!膝の屈伸運動、足首柔軟ストレッチ、安全なエクササイズ法

 2015/06/05 ストレッチ法 運動Q&A
この記事は約 3 分で読めます。 19,427 Views

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大阪のパーソナルトレーナーの小林素明です。

「膝の屈伸運動って、本当に足首が柔らかくなりますか? テレビで紹介していた屈伸運動をやってみたのです。でも足首を痛めそうなので、お聞きしてからと思って・・・」

こちらは、お客さんからのご質問です。

実際に屈伸運動を拝見しますと、膝を深く曲げて、屈伸したときに膝が内側に入り、足首がグラグラして不安定な状態でした。足首に十分な柔軟性があれば、深くしゃがんでも問題ありませんが、足首が硬い方の場合は要注意です。

なぜならば、足首が硬い方の場合、膝を深く曲げると上半身を支えることができず、後方に倒れてしまうからです。また、上半身が倒れないようにと踏ん張れば、足首や膝の関節を痛めてしまいます。

これでは、せっかくの運動も水の泡となります。かといって、膝の屈伸運動が悪いわけではありません。屈伸運動を行えば、足首に体重分の負荷がかかりますから、足首は伸ばされて柔軟性が増します。

しかし、ここでの問題は運動の手順です。関節が硬い方なりの運動方法があります。

 
足首が硬い方の場合、できる限り足首の負担を少なくすることから始めます。それは、屈伸運動を行う前に『かかとの下に2〜3センチの板』を挟み、つま先よりもかかとの位置を高くします。

たったこれだけのことですが、足首の負担は軽減され、足首のグラつきや上半身の踏ん張りは緩和され、膝の屈伸運動がやりやすくなります。すると、スムーズな屈伸運動で自然に足首がグイグイと伸ばされるようになります。【痛みがなくできる範囲で膝の屈伸運動を行ってください。】

継続して行えば、徐々に足首の柔軟性もアップします。最終的には板なしで屈伸運動ができた!という日が来るのです。(個人差があります)

このように手順を加えることで、苦手な運動もスムーズにできるのです。筋力がないのではなく柔軟性が足りなかった、ということもよくありますから、ストレッチ体操も見逃せません。

では、足首が硬い方のための板挟みの屈伸運動を動画で紹介します。

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ライター紹介 ライター一覧

小林 素明

大阪市阿倍野区 パーソナルトレーニングどこでもフィット代表。 運動指導歴24年、健康運動指導士、介護予防運動トレーナーの資格を持つ。年間の個人レッスン数は1400本を超え、会員様の入れ替わりも少ないと定評がある。テレビ、ラジオなどメディア出演多数。鍼灸整骨院、温泉リゾート施設などでも体操教室の講師を務める。

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