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立つだけ!足首柔軟、腰痛予防、足の疲れ解消!ストレッチングボードの使い方

 2015/09/21 ストレッチ法 肩こり・腰こり解消法
この記事は約 4 分で読めます。 36,286 Views

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大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。

運動する時間がない、とお悩みの方でもカンタン!らくらく!立っているだけで疲れた身体を伸ばしてくれる健康器具があります。その名もストレッチングボード。(上の写真)

傾斜になっていている台の上に乗り、ふくらはぎをグイグイ伸ばして足首が柔軟に!足のむくみの解消!という代物です。ご存知の方も多いでしょう。

また、身体を前に倒せば、腰痛の原因の1つとなっている「太ももの裏(ハムストリングス)」がしっかりと伸びますので、腰痛予防にも効果的です。

そして、何と言っても「立っている」というのがミソです。立って、足首を伸ばしていると重力の影響で体重分の負荷が自然にかかります。体重60kgの方なら、60kgで足首を伸ばしているのと同じなのです。

しかも、身体に余分な負担をかけず、自然にふくらはぎの筋肉を伸ばすことができます。ここに「らくらく!」の根拠があります。

では、ストレッチングボードの使い方です。

 

ストレッチングボードの準備を行いましょう!

ボードの上に立つ時にかかとをボードの凹みに合わせて、つま先をまっすぐにします。(外側に広げないようにします)
この設定を誤ってしまうと、足首が伸びてくれません。

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正しいストレッチングボードの立ち方(傾斜調整)をしましょう!

台の上に立ちましたら、背筋を伸ばしておきます。このとき、お尻が後方へ移動し、バランスが取れないようでしたら、台の傾斜が高すぎます。台の傾斜は、立ったときに「背筋が伸びて、ふくらはぎに心地よい伸び感があること」です。会話ができるくらいの余裕があると良いですね。

ご注意!
転倒予防のため、はじめは壁を持ちストレッチングボードの上に乗ってください。必ず、まっすぐに立てるようになってから、次のステップへ進んでください。

 
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ストレッチングボードで深呼吸を行いましょう!

準備ができましたら、次に行うのは「深呼吸」です。深呼吸は、新鮮な酸素をふくらはぎに送ってあげる効果があります。そのことを頭の中でイメージでして、

・鼻から大きく息を吸って (3秒間)
・口から細く長く吐きます (3秒間)

と、深呼吸を行ってください。また、「イチ、二、サン」と心でカウントして、息を吐く、吸うを10回繰り返してください。ちょうど、1分間になります。

 

ストレッチングボードで背伸びをしましょう!

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次は、背伸びをして、よりたくさんの新鮮な酸素を身体に取り入れて、背骨を伸ばします。この背伸びは、姿勢を整える効果があります。

方法は(1)両手を組み (2)手のひらを天井に向けて (3)肘を伸ばします。これも、先ほどと同じように深呼吸を行います。【30秒間】

ご注意! 姿勢が崩れすようでしたら、立ったままで深呼吸を行ないます。

 

腰痛予防には、足首柔軟が必須です!

今回、紹介した方法は入門編ですが、継続して行うと足首が柔軟になり、姿勢に変化が起こります。意外に思われるかも知れませんが、足首を柔軟にしておくと、腰痛予防にも効果的なのです。

なぜならば、歩いているときの着地は、腰や膝を守るために足首で衝撃を吸収しているからです。ですから、足首がカチカチに硬くなっていると、歩くたびに腰や膝に負担がかかり、腰痛や膝痛の原因となります。

 

ストレッチングボードの使い方を動画で見ましょう!

ご注意! 転倒しないように必ず台の傾斜を調整してください。(余裕で立てるようにします) ストレッチ中に姿勢が崩れそうになりましたら、すぐに中止してください。

 

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ライター紹介 ライター一覧

小林 素明

大阪市阿倍野区 パーソナルトレーニングどこでもフィット代表。 運動指導歴24年、健康運動指導士、介護予防運動トレーナーの資格を持つ。年間の個人レッスン数は1400本を超え、会員様の入れ替わりも少ないと定評がある。テレビ、ラジオなどメディア出演多数。鍼灸整骨院、温泉リゾート施設などでも体操教室の講師を務める。

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