腰痛改善!パーソナルトレーニングの女性会員様のケーススタディ、筋トレとストレッチのジムエクササイズ
大阪のパーソナルトレーナー小林素明です。
今日は、僕のパーソナルジムに通っている、腰痛を克服しつつあるお客様(50代、女性)のご紹介をします。 ※昨年8月にご入会。
このお客様は、寝起きの腰痛に悩まされていました。一時的な痛みの解消ではなく、筋力をつけて腰痛の改善をしたいというのがご希望でした。
初めて僕のジムにお越しになられたときに、気になったことがあります。
・反り腰
・体が細い(筋肉が少ない)
・股関節が硬い
これは、腰痛発生の3大原因ともいうべきもので、女性に多いのが特徴です。
この3つの対策をしなければ、腰痛の改善はできません。そこで、優先順位をつけて、運動メニューを立てました。
まずは、腰痛ストレッチ
腰痛克服には、硬くなっている筋肉をほぐすことからスタートします。
・腰まわり
・ふくらはぎ
・太もものウラ
・太ももの付け根
と多くの筋肉をほぐすのですが、レッスンで行っていたのは、立つだけで体が柔軟になるストレッチングボードです。
傾斜のついた台に乗ると、つま先が上にあがり、自然にふくらはぎがグイグイ伸ばされます。
意外に思われるかも知れませんが、腰痛予防には「ふくらはぎ」伸ばしが効果的です。
あとは、太ももの付け根伸ばし(腸腰筋)も、重点ストレッチとして行っています。
腰痛予防のための体幹トレーニング
腰痛ストレッチで、体がほぐれてきた後に、本格的な体幹トレーニングを導入しました。
特に「反り腰」姿勢の方は、腹筋が弱っていますので、腹筋の強化が必要です。そのための体幹トレーニングとして、体を真っ直ぐにするプランクを行いました。
このプランクは重点筋トレとして、2セット行います。
はじめのうちは、プルプル身体が震えていましたが、今となっては、小林が腰のあたりに手を当てて手動の負荷を与えるまでに強化されています。(マニュアルレジスタンスと言います)
他にもいくつかの体幹トレーニングを行いましたが、腹筋は本当に強くなってきました。
ここで大切なことは、重点となる筋トレは、
セット数を増やしたり、負荷を上げたりすることで、
運動効果を加速することができるということです。
※負荷の上げ方は、必ず専門トレーナーにご相談ください
今では自分では気がつかないほどに
このお客様は、レッスンを重ねることに、体の柔軟性、筋力の強化がわかるようになってきました。
特に股関節周りの筋力アップが目立ちます。(中臀筋!)
今では、ご自身が腰の痛みに気がつかないほどまで、腰痛を克服されています。
1回や2回のトレーニングでは、すぐに効果は表れにくいですが、数ヶ月の訓練で効果が出てきます。
・どの筋肉を優先してエクササイズをするのか?
・痛みの度合いは変化していないかの経過観察
・運動強度を上げるタイミング
これがポイントとなります。
筋トレ、ストレッチでエクササイズをすれば、一時的な痛みの回避ではなく、腰痛にならないための筋肉づくりができます。
これも大きな特徴です。
【 腰痛予防と改善のことならパーソナルトレーニング どこでもフィット 】
この記事を書いた人

小林素明
創業13年のパーソナルトレーニングどこでもフィット代表(大阪市阿倍野区)
健康運動指導士/介護予防運動トレーナー
運動指導歴30年超、テレビ出演多数、1万人超のパーソナルトレーニング指導実績、YouTubeチャンネルは登録者数1万人超。ハワイ州立大学医学部の人体解剖学実習に参加、医療機関との連携も図り、安全かつ効果的なトレーニング法を研究。
フィットネスクラブ、温浴施設に17年間勤務後、起業。「加齢に負けない筋肉づくり」「日常生活やスポーツの動作改善、パフォーマンスアップ」を得意とし、80歳代の方までの自重トレーニング指導。病院をはじめとする医療機関、教育機関、不動産会社などで講演・講師活動。パーソナルトレーナー指導者養成講座の講師も務める。
【テレビ出演】 毎日放送「ちちんぷいぷい」/朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」/読売テレビ「ten.」/テレビ朝日「ナニコレ珍百景」/読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」/サンテレビ「4時!キャッチ」他
【講演・講師】 一般財団法人関西労働保健協会/経済産業省ヘルスケアサービス社会実践事業「医療運動マッチング対応トレーナー育成講習会」/徳島県教育委員会 /箕面市立病院/日本臨床運動療法学会(第36回)/ファインレジデンス枚方香里園(京阪電鉄不動産)特別講師/SSK /八尾市教育委員会/岸和田市民病院/南河内環境局組合 他多数 (敬称略)