腰痛予防!毎朝の寝起きすぐの腰痛ストレッチ、腰を痛めないための起き上がり方

こんにちわ!
大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。

腰痛予防は、朝一番から始まります。なぜならば、寝ている間に筋肉が硬くなっていて、腰椎(腰の骨)に負担がかかりやすいからです。

そのため、朝の寝起きに急に体を動かしたりすると、ギックリ腰になります。ですので、朝の寝起きは、「動作をゆっくり」がコツです。

では、実際に朝の寝起きでは、どのようにすれば良いのか?を説明します。

寝起きすぐの腰痛ストレッチ

腰痛ストレッチ 膝抱え20160318

腰痛が気になる方には、寝起きにぜひやっておいて欲しい腰痛ストレッチがあります。膝抱えストレッチと呼ばれるもので、腰痛予防の定番とされています。

このストレッチは、腰回りの筋肉をリラックスさせる効果があり、寝ている間に硬くなった筋肉をジワジワとほぐしてくれます。

すべてのストレッチで言えることですが、必ず実施の際には、「膝を曲げ、足の裏を床につけた状態」からスタートしてください。いきなり動作に入ると、腰に大きな負担がかかり、せっかくのストレッチも逆効果になることがありますのでご注意ください。

<寝起きすぐの腰痛ストレッチ>

1 仰向けになり、両膝を曲げておきます

2 自然呼吸を30秒間行います

3 両膝をあげて、両手で膝を抱え込みます ※太ももの裏でも可

4 腰が伸びていることを意識します。

5 自然呼吸を行いながら、20秒間静止します。

6 足の裏を床におき、自然呼吸を行います

7 ストレッチを2セット行います。

腰痛予防のための寝起きすぐの立ち上がり方

腰痛予防 起き上がり方 良い例1

腰痛予防 起き上がり方 良い例3

腰痛予防 起き上がり方 良い例2

腰痛予防 起き上がり方 悪い例2

腰痛予防 起き上がり方 悪い例1

腰痛ストレッチ後は、起き上がります。そのときも、腰を守る方法が必要です。よくあるパターンとしては、勢いよく起き上がってしまうことです。これは腰を痛める原因を自ら作っているようなものです。

腰を痛めないための起き上がり方は、体を横に向けて、ゆっくりと体を転がし、上体を起こします。このときにも、腰を守るために「ゆっくり」が重要になります。

僕のレッスンでも、お客様が床から起き上がるときには、「体を横向けて、起き上がります!」と口すっぱく言っています。毎回、同じことを言っている理由は、この日頃の習慣が、腰痛予防には一番大切だからです。

いくら腰まわりの筋肉を強くしたところで、体の動かし方が間違っていれば、腰痛になってしまうのです。

<寝起きすぐの立ち上がり方>

1 両膝を曲げておきます

2 体をゆっくりと横に向けます

3 手を床につき、手で床を押しながらゆっくりと体を起こします

腰痛の原因は日常生活にあり!

腰痛は、重たい荷物を持って腰が痛くなるだけではありません。多くは、日頃の疲労蓄積、体の動かし方が原因です。

具体的には、座っている時間が長い、立っている時間が長い、睡眠不足、湯船に浸からない、体が冷えている、運動不足などです。

その中でも、筋肉がカチカチになっている朝の寝起きは盲点になりやすいのです。ぜひ、寝起きの腰痛ストレッチ、起き上がり方を実践して、腰痛からサヨナラしましょう!

この記事を書いた人

大阪のパーソナルトレーナー小林素明
天空の城・竹田城(兵庫県)にて

小林素明 (城好きパーソナルトレーナー)

テレビ番組「ちちんぷいぷい」「大阪ほんわかテレビ」「ten」などに多数出演し、メディアからも注目されるパーソナルトレーナー。30年以上の指導経験と健康運動指導士の資格を有し、1万レッスンを超えるパーソナルトレーニング指導の実績。特に40代からシニア世代向けの「加齢に負けない」トレーニングに定評があり、親切で丁寧な指導が評価されている。

医療機関との連携を通じて、安全で効果的なトレーニング法を研究し、病院や企業での腰痛予防に関する講演では受講者の98%から「分かりやすかった」と高評価を得る。また、パーソナルトレーナー養成講座の講師としても豊富な実績を誇り、多くのトレーナーの育成に貢献しています。

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