「いつも片方の足が疲れる・・・」と感じる理由とは?
大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。
お客様と話していますと、「いつも同じ足(右、左のどちらか)が疲れるのですよ〜」とおっしゃる方が多いです。
確かにその通りで、小林も左足が疲れやすいです。それは、なぜか?です。
左右均等ではない、足の踏ん張り方
右利きの方の特徴は、
・ボールを蹴る時 → 「左足」を軸にして右足で蹴る。
・ボールを投げる時 → 「左足」を軸にして右手で投げる
というのが一般的です。
つまり、右利きの方が力を発揮するときには、いつも「左足」で踏ん張っていて、「左足」に頼りながら運動する習慣があると推測されます。
その証拠に立っているとき、
どちらかの足を体重をかけていませんか?
このように左右の足には、気づかないうちに役割分担がされています。長時間、踏ん張っている足の方は疲れを感じやすくなっていることが多いです。
スクワットのときに分かる脚の左右差
この脚の左右差は、スクワットのときの姿勢で判別できます。
それは、両足立ちになり、スクワットを始めようとするときです。自然に両足立ちになってください。
本来なら、足の位置は左右平行ですが、どちらかの足が後ろに下がっています。(バーベルなどの重りを肩に持つと、顕著にでます)
後ろに下がっている方の足を頼っている可能性があり、そちらの足が疲れやすいのではないでしょうか?
この左右差は、方向転換を要するスポーツ競技(テニス、バレー、ダンスなど)は、パフォーマンス低下に繋がりますので、矯正が必要です。
脚の左右差を矯正する、はじめの一歩!
対処法としては、横長の棒を床に置き、その棒につま先を合わせて両足立ちになります。(床に真っ直ぐのラインがあれば、それに合わせます)
そこから、10回スクワットを行ってください。
<方法>
1) 両足立ちになり、左右のつま先の位置を平行にします
2) 左右の位置がづれない範囲で、息を吸いながらお尻を下げます
3) 息を吐きながら、立ち上がります
※背中は真っ直ぐに伸ばしておきます
始めはかなり違和感がありますが、徐々になれてきます。これがフォーム矯正、バランス矯正の方法になります。
左右差が緩和されれば、姿勢も良くなりますし、歩き方も変わりますよ! ぜひ動画で実践くださいませ。
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この記事を書いた人

小林素明
創業13年のパーソナルトレーニングどこでもフィット代表(大阪市阿倍野区)
健康運動指導士/介護予防運動トレーナー
運動指導歴30年超、テレビ出演多数、1万人超のパーソナルトレーニング指導実績、YouTubeチャンネルは登録者数1万人超。ハワイ州立大学医学部の人体解剖学実習に参加、医療機関との連携も図り、安全かつ効果的なトレーニング法を研究。
フィットネスクラブ、温浴施設に17年間勤務後、起業。「加齢に負けない筋肉づくり」「日常生活やスポーツの動作改善、パフォーマンスアップ」を得意とし、80歳代の方までの自重トレーニング指導。病院をはじめとする医療機関、教育機関、不動産会社などで講演・講師活動。パーソナルトレーナー指導者養成講座の講師も務める。
【テレビ出演】 毎日放送「ちちんぷいぷい」/朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」/読売テレビ「ten.」/テレビ朝日「ナニコレ珍百景」/読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」/サンテレビ「4時!キャッチ」他
【講演・講師】 一般財団法人関西労働保健協会/経済産業省ヘルスケアサービス社会実践事業「医療運動マッチング対応トレーナー育成講習会」/徳島県教育委員会 /箕面市立病院/日本臨床運動療法学会(第36回)/ファインレジデンス枚方香里園(京阪電鉄不動産)特別講師/SSK /八尾市教育委員会/岸和田市民病院/南河内環境局組合 他多数 (敬称略)