老化予防に欠かせない筋力トレーニング法とは?
大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。
年齢とともに足腰の筋力が衰え「つまづきやすくなる」ことが言われています。この「つまづき」は転倒による骨折(大腿骨頸部骨折)にも繋がることもあり、予防運動の筋トレが推奨されています。
その予防運動の筋トレの1つとして、左右の足を交互に上げる「ニーアップ(腿上げ)」が注目されています。なぜならば、足を上げるときに使われる、太ももも付け根(腸腰筋)を鍛えることができるからです。
足を高く上げることができれば、歩いているときや階段を昇るときにつまづきにくくなりますね。
確かにその通りなのですが、もっと大切なことがあります。
それは、体幹を安定(コントロール)させることです。注目すべきところは、足を上げようとする瞬間です。
ここで背中を伸ばし、真っ直ぐに立ってみてください。そして、【3秒間かけて】片足を上げて、片足立ちになりましょう。
すると、上げた足、踏ん張っている足の両方のお尻の筋肉にグイグイと力が入っていませんか?
実は、足を上げるときには、お尻の筋肉(主に中臀筋)を使って動作を始めているのです。なぜ、お尻の筋肉に力を入れているかと言いますと、体幹(上半身〜お尻)を安定させるためです。
反対にお尻の筋肉に力が入っていないと、体を左右に揺らしながら歩くことになります。これでは、流石に歩きづらいですね。
ですから、私たち人間が歩くときには、お尻の筋肉に力を入れることが欠かせないのです。特にお尻の筋肉がたるんできた、と感じられている方は要注意です。
老化予防としてオススメしたい筋トレは、お尻の筋肉を中心に鍛えることです。
今回は、歩き始めに必要なお尻(中臀筋)を鍛える筋トレ法を紹介します。歩いているときの姿勢(立位)で行うことがポイントです。
ぜひ動画を御覧ください!
お尻(中臀筋)を鍛える筋トレ法
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