腰痛予防に!正しい荷物の持ち方、足腰を強くする筋トレ法
大阪のパーソナルトレーナーの小林素明です。
三井住友銀行さんが、社員さんの現金の集配作業の負担を軽減するため、作業支援ロボットHAL(ロボットスーツ)を導入するという記事が日経新聞に掲載されていました。【5/6 日経新聞朝刊】
三井住友銀行の社員さんは、10〜15キロのお札や硬貨を持ち運んでいるそうです。その作業支援ロボットHALで、持ち運びの際の腰の負担を軽減を和らげるというのです。
写真を見る限り、腰タイプといわれるものようで腰に豪華なベルトを巻くようなイメージです。装着もしやすそうです。これは文明の利器と言えますね。 作業支援ロボットHAL(サイダーバインさんのホームページ)
さて、確かに重たい荷物は腰に大きな負担をかけますが、ペンのような軽いものでも床からモノを拾う時には十分に注意が必要です。
なぜならば、身体を前方に倒すだけで体重の2倍以上の負荷が腰にかかるからです。これにプラス、荷物の重さが腰にかかるというわけです。
荷物の重たい軽いよりも、身体を前に倒すだけでも腰への負担が大きいことが腰痛を引き起こす原因となっています。では、腰の負担を軽減するにはどうすれば良いのでしょうか?
それは
・荷物の前に位置して
・お腹に力を入れて
・膝を曲げること
です。
この姿勢で荷物を持つ場合、脚の筋肉をたくさん使うことになるので、腰の負担は激減します。まるでロボットスーツのように・・・。
しかし、一度見たり聞いたりしただけでは覚えられませんね。ここで今回は、腰の負担を和らげる荷物の持ち方をマスターできる筋トレ法を紹介します。
この筋トレは、デッドリフトといわれる種目で「ウェイトトレーニングのビッグ3」の1つです。それだけ重要な筋トレであり、足腰強化に最適なトレーニング法です。
実際、私のお客様(飲食店勤務)に、このデッドリフトの正しい方法を紹介しましたら、腰の突っ張りや痛みが激減したそうです。大変喜んでおられました。
では、動画で紹介します。永久保存版ですね。
腰痛予防、足腰強化のデッドリフト 筋トレ法
1) 腰幅に足を開き、お腹に力を入れて背中を伸ばします
2) 息を吸いながら、お尻を後方にして、腰を下ろします
(膝が自然に曲がります)
3) 息を吐きながら、ゆっくりと 1)の位置に戻ります
4) 1〜3 を10回繰り返します
※膝がつま先より前に出ないようにします
※常に背中を伸ばしておきます
足腰強化のデッドリフト 筋トレ法
【特典】ギックリ腰にならないための荷物の持ち方
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