なぜ、お腹に効いていないのか? 腹筋運動を効果的に行うための筋トレ入門

パーソナルトレーナーの小林です。
初めてお会いするお客さんで「腹筋をしても、あまりお腹に効いていないような気がする」とお悩みの方が多くいます。確かに鍛えようとしているお腹の筋肉を意識できずに筋トレを行っても効果は期待『薄』です。これではせっかくの腹筋運動がもったいない、になってしまいますね。
そこで私は、ご質問されたお客さんにどんな方法で腹筋をされているのかを拝見させてもらいます。確かにその方法では効いていないかも?と・・・。
お腹に効いていいない理由には、ある共通点があります。では、多くの方に共通する腹筋をしているにも関わらず「お腹に効いていない理由」を話します。
1 動作が速すぎる
腹筋をする動作のスピードが速すぎると、お腹以外の胸や腕の筋肉に余分な力が入ります。そうしまうと、お腹には効かず他の筋肉が効きます。これでは、腹筋運動にはなりません。筋トレのテンポとしては、「イチ、ニー」で起こす、「イチ、ニー」で下げると、2秒間ずつカウントできるくらいの速さが理想です。
2 スムーズな呼吸ができていない
筋トレを行っているときの呼吸が一定でないと、狙いとしているお腹に力が入りにくいのです。起きるときに息を吐く、降ろす時に息を吸う、と呼吸のルールを決めます。この呼吸のルールだけでも、筋肉の効き方が変わります。
<参考> 筋トレ中の呼吸講座 → http://dokodemofit.com/wp/1819
3 腹筋中に腰が反っている
仰向けになった状態で、腰を反ってしまう(床と腰の間に隙間ができる)と腰の負担は大きく、お腹に力が入りません。腰の反りをなくすため、仰向けになったときに腰と床の間に手を入れて、腰で手を押し付ける隙間を少なくします。
大きくは、この3つの理由です。これを1つ1つ解決するのは大変ですね。これらを一気に解決させる腹筋法(お腹を効果的に凹ませる方法)を動画で紹介します。これは、寝ながらできますので手軽です。
腹筋運動を効果的に行うための筋トレ入門 【動画】
<方法>
1. 仰向けになり、膝を曲げておきます
2. お腹にペットボトル(中身あり)をおきます ※本でも可
3. 息を吸いながら、お腹を膨らませます (ペットボトルが浮きます)
4. 息を吐きながら、お腹を凹ませます (ペットボトルが沈みます)
5. 3〜4を15回繰り返します
※余裕があれば2セット行います
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