大胸筋(だいきょうきん)、上半身・胸の筋肉
解剖データ
胸の上部を覆う大きく分厚い、胸の代表的な筋肉。
【起始】 鎖骨の内側1/2の前面、胸骨、第1~6肋軟骨、外腹斜筋鞘の前葉
【停止】 上腕骨の大結節
【作用】 上腕の内転、内旋、強制吸気時の補助
【生活】 良い姿勢への導き(上半身の固定)、胸の前で荷物を持つとき
【スポーツ】 野球の投球動作の強化、相撲や空手の突き動作、アメリカンフットボールやラクビーなどのデフェンス動作など
代表的なストレッチ法(筋肉伸ばし)
【1】胸伸ばしストレッチ法
代表的な筋トレ法
【1】腕立て伏せ(膝つき、つま先立ち)
<参考図書>
『理学療法士・作業療法士のための解剖学』(廣川書店)、『オーチスのキネオロジー』(ラウンドフラット)、『動作で分かる筋肉の基本としくみ』(マイナビ)、『図解 関節・運動器の機能解剖』(協同医書出版社)、『ゲンダル 筋:機能とテスト』(西村書店)