腰痛予防!立ち仕事の時に腰の負担をグッと減らす運動、ストレッチの方法

こんにちわ!
大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。

よく「プロだから腰痛はないでしょう?」と言われるのですが、そんなことはありません。流石に長時間の立ちっぱなしは、足や腰が疲れてきます。先日の立ちっぱなし仕事(セミナー講師)が終わった後、腰にはかなりの疲労が溜まっていました。仕事中は集中していて気づいていないようです・・・。

このように仕事や料理、掃除などで立ちっぱなしになることがありますね。その立ちっぱなしで腰痛にならないための、3つの簡単なエクササイズ、対策法を紹介します。
 

1) カンタン腹筋「お腹の壁をつくる」

2) 片足を上げておく

3) 足の疲労回復「ふくらはぎストレッチ」

 

1) カンタン腹筋「お腹の壁をつくる」

 

腹筋が緩むと腰の負担は増して、腰を痛めるだけでなく、姿勢も悪くなります。(特に人に見られるお仕事をされている方はご注意を)

かといって、腹筋に猛烈に力を入れるのではなく、必要なだけの力をいれておきます。どのくらいかと言いますと、壁に背中を当てて、腰に手を添えます。腹筋に力を入れて、添えた手に腰を押し当てるくらいです。

そうしますと、腹筋に力が入り腰の負担を減らしてくれます。やってみるとわかるのですが、姿勢も良くなります。これをお腹の壁をつくる、といいます。

このお腹の壁をつくれば、腰痛予防になるだけでなく、お腹の凹ませ効果、姿勢改善効果もあるのです。

 

2) 踏み台に足を上げておく


 

立ち仕事中に踏み台が1つあると、腰の疲労を緩和してくれます。この踏み台の高さは、15〜20センチくらいの低い台のものを使います。(高い台は逆効果ですのでご注意ください)

この台の上に、片足を乗せて、左右の足を交互に乗せるようにすると、腰の負担が軽減されます。特に家事のときには大活躍します。

簡単な方法なのですが、これだけも腰には効果的なのです。

 

3) 足の疲労回復「足首ストレッチ」

立っているときの筋肉の疲労回復は、ふくらはぎから行います。

なぜならば、歩いたり、立っているときにの足首には、

・床からの衝撃吸収
・体重を支えるための筋力

が必要となり、疲労しやすいからです。

足首が疲れると、膝 → 腰 という順序で疲労が蓄積されるます。まずは足首を伸ばしておき、腰の負担をグッと減らすことが効果的なのです。普段のストレッチも、足首から順番に腰へと伸ばしていくと効果的です。

 
<まとめ>

まずは1つだけでも大丈夫です。腰痛予防は腰の負担を減らすことから始めることがコツです。さぁ、始めましょう!

 
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この記事を書いた人

パーソナルトレーナー小林素明

小林素明

健康運動指導士 米国ハワイ州立大学医学部人体解剖学実習修了 介護予防運動トレーナー マッスルコンディショナー 日本臨床運動療法学会会員

【経歴】 運動指導歴30年超、テレビ出演多数、延べ1万人超のパーソナルトレーニング指導実績、YouTube登録者数1万人超。医療機関との連携も図り、安全かつ効果的なトレーニング法を研究。

フィットネスクラブ、温浴施設に17年間勤務後、株式会社ウェルネス&スマイルを起業。大阪市阿倍野区にパーソナルトレーニングどこでもフィットを開業し、「加齢に負けない筋肉づくり」「日常生活・スポーツ動作のパフォーマンスアップ」を得意とし、80歳代の方までトレーニング指導にあたる。病院をはじめとする医療機関、教育機関、不動産会社などで講演・講師活動。パーソナルトレーナー指導者養成講座の講師も務める。

【テレビ出演】 毎日放送「ちちんぷいぷい」/朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」/読売テレビ「ten.」/テレビ朝日「ナニコレ珍百景」/読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」/サンテレビ「4時!キャッチ」他

【講演・講師実績】 一般財団法人関西労働保健協会/経済産業省ヘルスケアサービス社会実践事業「医療運動マッチング対応トレーナー育成講習会」/徳島県教育委員会 /箕面市立病院/日本臨床運動療法学会(第36回)/ファインレジデンス枚方香里園(京阪電鉄不動産)特別講師/SSK /八尾市教育委員会/岸和田市民病院/南河内環境局組合 他多数 (敬称略)

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