腰痛にならない腹筋トレーニング!ペットボトルを使った大人の筋トレ法
こんにちわ!
大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。
お客様から質問がありました。
「腰に負担のかからない腹筋って、ありますか?」と。
いつも自宅では、上体を起こす腹筋(シットアップ)をされていて、腰が痛くなっていたそうです。
確かに腹筋トレーニングというと、上体を起こす方法(シットアップ)かな?と思われている方が多いです。
しかし、この腹筋法(シットアップ)は大人のフィットネスには不向きです。
なぜならば、腹筋よりも、太ももの付け根の「腸腰筋」に効いてしまうからです。
腸腰筋は、腰の骨(腰椎)に付着しているため、腰に大きな負担がかかることになります。
腸腰筋の1つ、大腰筋。
大人の筋トレは、腰の負担を避ける腹筋が正解!
大人の筋トレでは、不要な関節の負担は避けるべきです。その代表例が、腹筋トレーニングなのですね。
目的が「腹筋を鍛えたい」でしたら、シットアップで腸腰筋を鍛える必要はありません。ちなみに腸腰筋を鍛える目的であれば、別に腰の負担の少ない鍛え方があります。
そのため、闇雲に腹筋を鍛えなければと、雑誌やテレビを見て腹筋運動をするのは、少々危険を伴います。
目的にあった腹筋トレーニングを選択しなければ、人によっては危険なトレーニングになってしまいます。
では、腰の負担がかからない腹筋法を紹介します。
腰の負担のかからないペットボトル腹筋!
大人の筋トレでお勧めしたい腹筋法は、お腹だけを動かす筋トレです。
腰の負担を軽減する姿勢も必要です。それは、仰向けになって、膝を曲げておくだけでいいのです。
その姿勢で、お腹にペットボトル(500ml)を置き、ペットボトルを上下動させます。
<方法>
1) 両膝を曲げて仰向けになります
2) ペットボトルをお腹に当てます
3) ペットボトルは両手で持ちます
4) 息を吐きながら、お腹をへこませます(ペットボトルが下がる)
5) 息を吸いながら、お腹を膨らませます(ペットボトルが上がる)
6) 4〜5を10回繰り返します
2セット行うと効果的です。ぜひ、お試しくださいね。