テニスを始めて3年未満の方に知ってほしい!テニス上達のための肩のトレーニング法
大阪のパーソナルトレーナー 小林です。
テニスでは、頻繁にボールを打ちます。その数は、1ゲーム終了までに数百回を超えるとも言われています。
ストロークで強く打とうとすると、肩の前方の筋肉を使うイメージがあります。間違いではありませんが、肩の後方の筋肉がしっかりと安定してこそ、ストロークの強さが生まれます。
肩の後方の筋肉には・・・
肩の後方の筋肉には、三角筋(後部線維)、大円筋、大菱形筋などがあります。これらの筋肉は、肩甲骨や腕をしっかりと安定させる役割があり、ボールに打ち負けない効果が期待できます。
具体的には、力強いストローク、バックハンドの強化です。
特にテニスを始められて3年未満の方は、まだ肩の後方の筋肉が出来上がっていないものと思われます。今のうちにしっかりと鍛えておけば、テニスが上達するだけでなく、肩の怪我のしにくい体づくりができます。
長くテニスを続けたい方には、肩の後方の筋肉は、絶対に鍛えておきたい筋肉です。なぜならば、肩の後方の筋肉は非常に繊細なため、痛みが長引くことが多いからです。
まずはダンベルなしで鍛える 肩の後方トレーニング
肩の後方を鍛える筋トレとして、ベントオーバー リアレイズという種目があります。これは、体を中腰姿勢で、肘を固定しながら、腕を回旋させるトレーニングです。
地味な動作ですが、三角筋(後部線維)、大円筋、大菱形筋に効きます。
動作をゆっくりすることがコツです。始めは、負荷なしでも大丈夫です。負荷は、1kgからスタートしてください。
回数は20回。2セット。
動画レッスンでお試しください!
この記事を書いた人

小林素明
創業13年のパーソナルトレーニングどこでもフィット代表(大阪市阿倍野区)
健康運動指導士/介護予防運動トレーナー
運動指導歴30年超、テレビ出演多数、1万人超のパーソナルトレーニング指導実績、YouTubeチャンネルは登録者数1万人超。ハワイ州立大学医学部の人体解剖学実習に参加、医療機関との連携も図り、安全かつ効果的なトレーニング法を研究。
フィットネスクラブ、温浴施設に17年間勤務後、起業。「加齢に負けない筋肉づくり」「日常生活やスポーツの動作改善、パフォーマンスアップ」を得意とし、80歳代の方までの自重トレーニング指導。病院をはじめとする医療機関、教育機関、不動産会社などで講演・講師活動。パーソナルトレーナー指導者養成講座の講師も務める。
【テレビ出演】 毎日放送「ちちんぷいぷい」/朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」/読売テレビ「ten.」/テレビ朝日「ナニコレ珍百景」/読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」/サンテレビ「4時!キャッチ」他
【講演・講師】 一般財団法人関西労働保健協会/経済産業省ヘルスケアサービス社会実践事業「医療運動マッチング対応トレーナー育成講習会」/徳島県教育委員会 /箕面市立病院/日本臨床運動療法学会(第36回)/ファインレジデンス枚方香里園(京阪電鉄不動産)特別講師/SSK /八尾市教育委員会/岸和田市民病院/南河内環境局組合 他多数 (敬称略)