パーソナルジムでも健康管理!大人のフィットネスで気をつけなければならないこと
昨日のお客様。お仕事がハードだったようで
「今日は軽めのメニューに変更してもらっていいですか?」と申し出がありました。
もちろん、変更は可能です。体調に合ったトレーニングは大変重要です。
大人のフィットネスでは、「翌日に疲れを残さないこと」が前提にあります。体調を悪化させる恐れのある場合は、トレーニングのメニュー変更、もしくは運動を控えることがあります。
ちなみに運動を控えるケースとして
・血圧、脈拍(100拍以上)がいつもと違う
・二日酔い
・呼吸が苦しい など、
極めて体調が思わしくないときには、こちらで運動の中止を促します。
体調チェックの中で、一番重要になるのは「自覚体調」です。
・良い
・普通
・悪い
この3段階でも、トレーニングの前にチェックすることで、運動事故の多くを防ぐことができます。
なぜならば、「いつもと違う」と事前に自覚すれば、無理な運動をご自身で避けるからです。
この自覚がなければ、いつもやっているからという理由だけで、トレーニングをこなしてしまいます。これが事故の元なのです。体調がよくないときのトレーニングは危険です。
それプラス、客観的な体調チェック(血圧、脈拍、体重など)とダブルでチェックすると更に精度が増します。
大人のフィットネスでは、運動前の血圧測定は欠かせません。購入となると、少々高く感じるかも知れませんが、あなたの命を救う測定器です。
血圧は、成人病を予見することにも役立ちますよ。
結局、お申し出があったお客様のメニューは、
・身体を伸ばすストレッチ体操
・ストレッチポール
・バランスボール運動
の3つの腰回り、肩甲骨スッキリメニューとなりました。
血圧測定の方法を動画にまとめています。ぜひごらんください!
家庭用自動血圧計の測定法、解説
この記事を書いた人

小林素明
創業12年のパーソナルトレーニングどこでもフィット代表(大阪市阿倍野区)
健康運動指導士/介護予防運動トレーナー
運動指導歴29年超、テレビ出演多数、1万人超のパーソナルトレーニング指導実績、YouTubeチャンネルは登録者数1万人超。ハワイ州立大学医学部の人体解剖学実習に参加、医療機関との連携も図り、安全かつ効果的なトレーニング法を研究。
フィットネスクラブ、温浴施設に17年間勤務後、起業。「加齢に負けない筋肉づくり」「日常生活やスポーツの動作改善、パフォーマンスアップ」を得意とし、80歳代の方までの自重トレーニング指導。病院をはじめとする医療機関、教育機関、不動産会社などで講演・講師活動。パーソナルトレーナー指導者養成講座の講師も務める。
【テレビ出演】 毎日放送「ちちんぷいぷい」/朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」/読売テレビ「ten.」/テレビ朝日「ナニコレ珍百景」/読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」/サンテレビ「4時!キャッチ」他
【講演・講師】 一般財団法人関西労働保健協会/経済産業省ヘルスケアサービス社会実践事業「医療運動マッチング対応トレーナー育成講習会」/箕面市立病院/日本臨床運動療法学会(第36回)/ファインレジデンス枚方香里園(京阪電鉄不動産)特別講師/八尾市教育委員会/岸和田市民病院/南河内環境局組合 他多数 (敬称略)