器具なし!自宅でカンタン「足首」の柔軟性チェック法
足首が硬くなっているがために起こるトラブル。それは、腰痛、膝痛です。
なぜならば、歩行の際の着地で、地面からの衝撃を吸収できず「膝」や「腰」の関節で衝撃を受け止めてしまうからです。
そのため、腰痛や膝痛の原因が足首にあった!ということが、よくあります。足首を柔らかくしておくことは、腰痛や膝痛の予防にも繋がります。
まず、どのくらい足首が硬いのか?を知る必要があります。
器具がなくても、簡単にできる足首の柔軟テストがありますので紹介します。
どなたでもカンタン!足首の柔軟テスト
安全な場所で行ってください。
1 腰幅に足を開きます。
2 両手を膝に置いて
3 かかとを床につけたまま【重要】
4 ゆっくりとしゃがみます
5 膝を曲げて、しゃがめたら合格
足首が高い方の場合 → 後ろに転んでしまいますのでご注意ください。
動画で再チェック!
なぜ足首が硬くなってしまったのか?
このテストは、小学校の体育でやったことのある「屈伸運動」です。もう何十年もやってません!という方も多いのでは。
そのことが原因で、足首が硬くなっているのです。つまり、大人になって【しゃがむ】動作が少なくなってきた!ということです。
とっても簡単な方法ですが、足首が硬い方の場合、しゃがんだ時に後ろに転んでしまいます。
理想は、背中を伸ばして、しゃがめることです。人と会話できる余裕があれば、最高です。
番外編!足首の柔らかさの測定2
すべての関節には、正常可動範囲というものがあります。関節の標準的な柔軟度と言っても良いでしょう。
足首の場合、曲げたときの正常可動範囲は「20度」とされています。(背屈)
この20度以下の場合、関節が硬くなっていると判定されます。
この記事を書いた人

小林素明
創業13年のパーソナルトレーニングどこでもフィット代表(大阪市阿倍野区)
健康運動指導士/介護予防運動トレーナー
運動指導歴30年超、テレビ出演多数、1万人超のパーソナルトレーニング指導実績、YouTubeチャンネルは登録者数1万人超。ハワイ州立大学医学部の人体解剖学実習に参加、医療機関との連携も図り、安全かつ効果的なトレーニング法を研究。
フィットネスクラブ、温浴施設に17年間勤務後、起業。「加齢に負けない筋肉づくり」「日常生活やスポーツの動作改善、パフォーマンスアップ」を得意とし、80歳代の方までの自重トレーニング指導。病院をはじめとする医療機関、教育機関、不動産会社などで講演・講師活動。パーソナルトレーナー指導者養成講座の講師も務める。
【テレビ出演】 毎日放送「ちちんぷいぷい」/朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」/読売テレビ「ten.」/テレビ朝日「ナニコレ珍百景」/読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」/サンテレビ「4時!キャッチ」他
【講演・講師】 一般財団法人関西労働保健協会/経済産業省ヘルスケアサービス社会実践事業「医療運動マッチング対応トレーナー育成講習会」/徳島県教育委員会 /箕面市立病院/日本臨床運動療法学会(第36回)/ファインレジデンス枚方香里園(京阪電鉄不動産)特別講師/SSK /八尾市教育委員会/岸和田市民病院/南河内環境局組合 他多数 (敬称略)