基礎から学ぶ自宅でエアロビ運動!体脂肪燃焼、持久力アップに
有酸素運動は、体脂肪を燃やすだけでなく、持久力を高める効果があります。持久力とは、歩行、マラソンや自転車など持続運動ができる力と言えます。
この持久力(最大酸素摂取量)は、加齢とともに低下することが分かっています。ある研究データによりますと、
・若年成人: 10年間に5%の低下
・中年高齢者以上 :10年間に20%の低下
(Fleg et al 2005)
つまり、高齢になればなるほど、持久力の低下が著しくなります。
この持久力の衰えは、階段や歩行がおっくうになり、さらなる体力低下で日常生活にも支障がでてくるようになります。そうならないためにも、有酸素運動で持久力の体力アップを図りたいものです。
自宅でも有酸素運動、自宅エアロビ!
有酸素運動といえば、ジムや公園で運動するイメージがありますが、自宅でも工夫次第で運動ができます。とは言っても、いきなり20分以上の運動を続けるのではなく、まずは運動に慣れることを目的とします。
運動に慣れるための自宅でできるエアロビクス運動を紹介します。エアロって踊るの?と抵抗があるかも知れません。しかし、基礎から学べば、どなたでも簡単で、どこでもできる体脂肪燃焼運動になりますよ。
自宅エアロビ!エアロビクス運動の基礎
今回は3つのエアロビ運動の基本を学びます。全身の筋肉を使って、体脂肪燃焼、心肺機能アップで持久力を高めます。また、今回のメニューには、肩こり解消にも効果的な肩周りの血流アップ運動も取り入れています。
基本運動1 斜め上 肩周りの血流アップ!
基本運動2 横伸ばし ウエストシェイプ
基本運動3 下しゃがみ 持久力アップ、脚のシェイプ
レッスン動画もご覧ください。【4分間の動画】
この記事を書いた人

小林素明
創業13年のパーソナルトレーニングどこでもフィット代表(大阪市阿倍野区)
健康運動指導士/介護予防運動トレーナー
運動指導歴30年超、テレビ出演多数、1万人超のパーソナルトレーニング指導実績、YouTubeチャンネルは登録者数1万人超。ハワイ州立大学医学部の人体解剖学実習に参加、医療機関との連携も図り、安全かつ効果的なトレーニング法を研究。
フィットネスクラブ、温浴施設に17年間勤務後、起業。「加齢に負けない筋肉づくり」「日常生活やスポーツの動作改善、パフォーマンスアップ」を得意とし、80歳代の方までの自重トレーニング指導。病院をはじめとする医療機関、教育機関、不動産会社などで講演・講師活動。パーソナルトレーナー指導者養成講座の講師も務める。
【テレビ出演】 毎日放送「ちちんぷいぷい」/朝日放送テレビ「キャスト-CAST-」/読売テレビ「ten.」/テレビ朝日「ナニコレ珍百景」/読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」/サンテレビ「4時!キャッチ」他
【講演・講師】 一般財団法人関西労働保健協会/経済産業省ヘルスケアサービス社会実践事業「医療運動マッチング対応トレーナー育成講習会」/徳島県教育委員会 /箕面市立病院/日本臨床運動療法学会(第36回)/ファインレジデンス枚方香里園(京阪電鉄不動産)特別講師/SSK /八尾市教育委員会/岸和田市民病院/南河内環境局組合 他多数 (敬称略)