ゴルフ「左の壁を作る」=飛距離アップために必要な基礎知識と筋トレ
ゴルフの飛距離アップのためには、スイング時において左足でパワーを受け止めるための「左の壁を作る」ことが必要だとされています。
この左足のパワーを受け止めるだけの踏ん張りがなければ、体が開いてしまい、ボールは真っ直ぐに飛ばず、飛距離は伸びません。
この左の壁を作るとき、大切なことがあります。それは、股関節で踏ん張る力を養うことです。なぜならば、身体がブレてしまう原因が股関節まわりにあるからです。
お尻の筋肉(中臀筋)を鍛える
骨盤を左右に安定させる大切な筋肉が中臀筋(ちゅうでんきん)という筋肉です。この中臀筋が弱っていると、骨盤が固定できなくなったり、片足立ち(体重を片足に乗せる)のときに骨盤が傾くという、身体が不安定な状態になります。
これが、身体のブレを生む原因となっています。当然のことながら、左の壁は崩れます。
飛距離アップのための筋トレ 左の壁を作る方法
しっかりとした左の壁を作るために、中臀筋のトレーニングが必要です。この中臀筋を鍛える方法は、まずは器具なしのトレーニング法がオススメです。
中臀筋という筋肉は、腰に手を当てたときに触れる骨盤付近から、太ももの骨(大腿骨)にかけてあります。イメージとしては。お尻の横にあると言っていいでしょう。
ここを鍛えるためには、片足立ちになり足を横に開く方法がベストです。ゴルフの場合、片足立ちになってトレーニングを行います。
なぜならば、片足立ちになっている足の中臀筋は、身体がブレないように踏ん張る力を養います。そして、動かしている足の中臀筋は、筋力そのものを鍛えられます。まさに一石二鳥のトレーニングです。
左の壁を作る筋トレ!レッスン動画でお試しください
Step1 上の動画
器具なしの中臀筋トレーニング
Step2 下の動画
チューブを使った中臀筋トレーニング