なぜ、運動前の体調チェックが必要なのか? パーソナルチェック
レッスン前のひとこと。
「体調はお変わりないですか?」
私は必ず、この質問でレッスンをスタートします。
なぜ、同じことを繰り返し聞いているのか?
それには、こんな理由があります。
・運動事故を防ぐことができる (高確率で)
このことに尽きます。
体調不良のときに『いつもやっていること』
と、日課のように運動をしてしまうと、効果も期待できませんし
反対に事故や怪我につながることがあります。
大人のフィットネスは、運動ありきではなく
体調によって運動するか? 運動を減らすか? しないか?を
判断するべきなのです。
いくら体を鍛えているからといっても
身体の老化から逃れることができませんから。
その体調チェックには
・自覚できるもの
・客観的にみるもの
の2つから判断する必要があります。
たとえば、熱っぽいなぁ〜と自覚することがあれば
体温計で体温を測り、平熱より高ければ「これは熱や!」と
判断ができ、病院へ行くという行動ができます。
私のジムでは、運動前の体調チェックとして
自覚体調から始まって
・血圧
・脈拍
・体重
を測定して、客観的に体調チェックを行っています。
そこで、異常値が出れば、
その原因をお客様と一緒に考えます。
意外と見落としがちなのが
・ちょっと腰が張っている
・睡眠不足ぎみ
・昨日、歩きすぎた
・長距離の車の運転をした
・イライラすることがあった
ということです。
何てことないですよ、と言ってしまうそうですね。
これらは、運動中止とまでいかないまでも
いつもより準備運動(ストレッチ体操など)を長くして、
身体の調子をみます。
大人のフィットネスは
運動前の体調チェックを怠らないことです。
そのための血圧計、体重計は揃えておきたいものです。
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