左右で筋肉の張りが違う場合のストレッチ方法
大阪のパーソナルトレーナーの小林素明です。
ストレッチをしているときに「右足の方が硬いです」という質問をよく受けます。たとえば上の写真にあるストレッチです。
このストレッチは、片足の膝を曲げて、太ももの前面にある大腿四頭筋という筋肉を伸ばしています。その際、「右の太もも」「左の太もも」で筋肉の張りが異なり、膝が曲がりにくいということが起こります。
そうなりますと
・硬くなっている筋肉をたくさん伸ばせば良いのか?
・もしくは強く伸ばせば良いのか?
という疑問が湧いてきます。
先に結論を言います。
筋肉が張っているときに筋肉の伸ばしすぎると、筋肉が防御反応を示し、筋肉が伸びにくくなります。(筋肉が緊張します)
筋肉を心地よく伸ばすには、硬くなっている筋肉をもう1回ストレッチすることです。
仮に右側の太ももが硬くなっている場合は、
・右側のストレッチ 30秒
・左側のストレッチ 30秒
・右側のストレッチ 30秒(もう1回)
という具合に行います。
不思議なことに、1回目のストレッチに比べて2回目のストレッチは楽になっていることが多いです。つまり、柔らかくなっているのですね。
とってもシンプルな方法なのですが、確かに効果はあります。
30秒のストレッチを2セット。この方法です。
実践方法を動画にしています。ぜひともご覧くださいませ。
筋肉の張りに左右さを感じた時行うストレッチ法
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