なぜ女性は【骨粗しょう症】に気をつけなければいけないのか?
骨粗しょう症は、骨の強度が低下し、骨がもろくなり
骨折の危険性が高くなる病気です。
骨折後に「寝たきり」になることもあり社会問題にもなっています。
また骨粗しょう症の患者数が、全国でおよそ
2000年: 1000万人
↓
2010年: 1200万人
と推定されています。
まさに
日本人の10人に1人の割合なのです。
決して無視できない病気の1つとなっています。
では、どんな人が骨粗しょう症になりやすいのか?です。
<骨粗しょう症になりやすい人>
・女性(閉経後)
・小柄で痩せている人
・偏食が多い人
・運動不足
・過度な飲酒
・喫煙 など
ここで注目するべき点は、骨粗しょう症になりやすいのは
女性が多いことです。
それには理由があります。
●女性ホルモンの分泌が閉経後の10年間に急激な低下が起こるからです。
骨は生涯を通じて、何度も細胞が入れ替わる骨の代謝を繰り返しています。
そのとき、骨をつくるホルモンがなければ
いくら栄養をとったしても丈夫な骨をつくることができないのです。
そのため、女性は閉経(50歳前後)を迎える前に
骨を強くするための運動や栄養が必要となります。
骨を強くするための運動法
・有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、ダンス、登山など)
・筋力トレーニング
・転倒予防のバランス運動(片足立ちなど)
現在の体力に合わせて運動を選択する必要があります。
はじめは、ウォーキングから始めて徐々に
自分の体重がかかる運動(筋トレなど)をおすすめします。
骨を強くするための食事法
カルシウムを多く
・牛乳、ヨーグルト、チーズ
・かぶの葉、小松菜、大根の葉、春菜、切り干し大根
・干しえび、わかさぎ
・木綿豆腐、高野豆腐
ビタミンD(魚介類など)
タンパク質(魚、肉など)
とり過ぎに注意する食事
●リン
過度なリンの摂取はカルシウムの吸収を阻害します
例) 加工食品(カップ麺、ソーセージなど)
●ナトリウム
カルシウムの排泄が促進されます
例) 塩
●アルコール
過度なアルコールはカルシウムの吸収を低下させます
例) ビール、日本酒、ワイン など
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